トップメッセージ

MESSAGE FROM THE PRESIDENT

ステークホルダーの皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は1984年創業の日本で最初のマニュアル専門会社を前身とし、IT基本法が制定される直前の2000年8月に高度ネットワーク社会の到来を鑑み、マニュアルもデジタル媒体での利用へと転換されていくという思いで「e-manual」というサービスを軸に設立いたしました。

マニュアル関連の市場は皆様の想像以上に大きな市場であり、マニュアル自体は製品とユーザーを繋ぐ非常に重要なツールであるにも関わらず、製品のおまけのような扱いをされています。皆様もマニュアルに対してネガティブなイメージをお持ちのことと思います。そんなマニュアルを本来の価値に戻すべく、我々は創業以来ずっとお客様をはじめ市場全体に時には強いメッセージで時には丁寧に提案を続けてきました。当社の信頼度や認知度を上げるべく上場も果たしました。

マニュアルを本来の価値に戻すために、まずマニュアルを発信する側ではなく、利用する方々の安全と利便性を考慮して、マニュアルの内容を検討することが重要になります。製品の機能面の説明だけではなく、どのような記述が必要なのか、そのためには利用する方々の状況を分析することも必要になります。

次に、日本語は主語が省略されていても一文が成立するなど、他の言語と比較しても特異な部分があります。片方でグローバル化に伴い、海外向けのマニュアルのニーズは年を追うごとに大きくなっています。製品によっては30言語ほどの翻訳は必要になることもあります。現状では、日本語の表記・表現に対するルールもなく、用語集もお持ちでないまま日本語を作成して、属人的に翻訳を行っている企業様が多数存在します。これらの改善も必要です。

また、現在のようにリモートワークの普及やAIの高機能化にともない、マニュアルの形態の変化も考える必要があります。

当社では、これらの問題を解決すべくマニュアルの「標準化」と「モジュール化」の提唱、これらを容易に実現するクラウドサービス「e-manual」の企画・開発・運営、「読む」「見る」「理解する」を超えた完全誘導型マニュアル「Grace Vision」の企画・開発など、マニュアルのプロとして、唯一マニュアルを考え、行動する企業として、マニュアルが本来の役割を果たし、皆様にとって価値があるものとして認識されるように、時には嫌われ役を務めることも厭わずに「マニュアルの在り方」を全うにするべく、様々なご提案をし続け、施策を行い、実現をしていきます。

ステークホルダーの皆様には、これまで以上にグレイステクノロジーにご期待をいただき、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

グレイステクノロジー株式会社 代表取締役社長 飯田 智也